八十＝やそ。その名の通りベースのお酒は80種類の野草を使ってつくられた
【YASOスピリッツ】。これをベースにクラフトジンやアブサンなどを作られています。
アブサンは薬草系蒸留酒のひとつ。原料にニガヨモギやアニス等を使い、蒸留の前後に原料を浸し香味と色が付きます。
ストレート：
まず嗅ぐとアブサン特有のハーブの香りが広がり、とても爽やか。
口に含むといきなりスパイシーな刺激とミント系のメントール感がさく裂
複雑な旨味と香気を含んだ圧倒的なインパクト。
ほのかな苦味と甘みがずっと続きます。
言い方悪いですがリステリン(紫)やスペアミントの効いた歯磨き後の爽快感。あれです。
ソーダ割り：
１：４のソーダ割りに。ボタニカル成分との反応で割ると白濁します。
苦味とスパイシーさが和らぎ、炭酸の微妙な酸も加わり爽快なハーブカクテルへと変貌。
複雑な香味とミントの爽快さでスイスイ飲めちゃう。
レモンやライムは邪魔。添加するならばフレッシュミント、ローズマリーなどをひとつまみ。
トニック割り：
これは相手が悪かった。トニックのせいではない。圧倒的な天然成分の香気をもつ酒ゆえ、
トニックの苦味や香味が合成的なチープさとして足を引っ張ってしまう。
完全敗北である。もちろんトニックにも色々あるので相乗効果の期待できるトニックはあるはず。
充分美味しいのだがソーダ割りの純度の高さの後には分が悪い。
総評：
大好きです。
ぶっちゃけまあまあ高額ですが完成度高くコスパは最強部類です。
トウガラシやペッパー由来であろう、駆け抜ける刺激と上質なミント・ハーブ感はとても個性的。
ベースの80スピリッツの圧倒的な滋味溢れる力強さ。
アルコールの粗さや合成的な香料などは微塵もなく植物のエキスのみで作られた至高の液体。
YASOの歴史はまだなんと2年足らず。（2020年2月～）これからも目が離せません。
ボトルデザインも素敵。蝋の封印・ロットナンバー手書きに愛を感じる。
今回手にしたのは No.329/394。直販は瞬殺で完売でした。
ご興味ある方は店長ヒロシまで。
ではまた！
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