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ジンの熟成について

当店では基本【地酒】メインで営業しておりますが このコロナ渦の中、残念ながらお酒そのものを売れなかったり やっと販売できても品質が下がってしまったり。

そこで近年私が個人的に好きな蒸留酒、中でも日本人の繊細なモノ作りの成せる香味をもった

【ジン】を多数取り揃え、推しております。

ウイスキーと違って熟成という概念のない酒類ですが 最近わかってきたことがあります。

【ジンも熟成によって旨くなる】

なにを今さら、とおっしゃられるかたもいるかもしれませんが これには驚きました。

全てに当てはまるかどうかまだ経験値が足りませんが 本来出したかったであろう、フレーバーが年月と共に顔を出してくるんです。

 

半年前に購入した◯屋根。芋焼酎ベースのジンです。そもそも芋焼酎でジン?って思っていましたし、どこまでも主張してくる芋くささが好きになれませんでした。

ところが! 開封半年、芋臭さはどこへやら ジュニパーペリーの香味満開のジンに変わっているではないですか!!

普通、揮発性の高い香り成分は抜けやすく、旨味、熟味、甘さ まろやかさなどが年月と共に増していくものだとおもっていました。

びっくりです。甘さも増し、ハーブ特有の香味もきれいに澄みわたっているではないですか

 

今回新しくいれた◯鈴ジン。キンカンのフレーバーにひかれ購入しました。

第一印象 ・・ 芋焼酎。しらなかったけどラベル見ると焼酎ベースの宮崎産です。

あくまでも私の好みの問題ですが ・あまり突き抜けたハーブ感を感じられなかったのです。

 

しばらく寝かせてみようと思います。

 

きっと、近い未来【◯◯年物のジン】っていうのがステイタスになるような気がします。

勉強不足なので もし、熟成ジンあるよ、って情報ご存知でしたら教えてください!

 

ちなみに希少ジン アルケミエ辰巳ジン も、作り手の方が時間と共に香りが花開くっておっしゃっているようです。が、熟成感を実感する前にいつもなくなってしまいます・・・